OpenCode入門:AIエージェントを使ったコーディングCLIツールの使い方
OpenCodeはAIエージェントを活用したCLIコーディングツールです。本記事ではインストールから基本的な使い方までを解説します。
OpenCodeとは
OpenCodeは、ターミナル上で動作するAIエージェントベースのコーディング支援CLIツールです。コードの生成、リファクタリング、説明、テスト作成などを、自然言語の指示で実行できます。内部では大規模言語モデル(LLM)を利用し、ファイルシステムの読み書き、コマンド実行、Git操作などをエージェントが自律的に行います。
従来のコード補完ツールと異なり、OpenCodeは複数ファイルにまたがるタスクや、シェルコマンドを組み合わせた複雑な作業も指示一つで完了できます。
主な機能
インストール
OpenCodeはNode.js(バージョン18以上)が必要です。以下のコマンドでインストールします。
npm install -g @opencode/cli
インストール後、OpenAIのAPIキーが必要です。環境変数に設定するか、初回実行時のプロンプトで入力します。
export OPENAI_API_KEY="sk-..."
または、.envファイルを作成して記述しても構いません。
基本的な使い方
1. 対話モードで起動
プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行します。
opencode
対話モードが起動し、プロンプトが表示されます。ここに自然言語で指示を入力します。
2. コード生成の例
「Pythonでフィボナッチ数列を計算する関数を書いて」と入力すると、エージェントがコードを生成し、ファイルに保存するか提案します。
> Pythonでフィボナッチ数列を計算する関数を書いて
エージェントはfibonacci.pyを作成し、中身を表示します。
3. コード編集の例
既存のファイルに対して、「この関数にエラーハンドリングを追加して」と指示すると、該当箇所を読み取り修正します。
> src/utils.py の fetch_data 関数にエラーハンドリングを追加して
4. 複数ファイルにまたがるタスク
「新しいAPIエンドポイントを追加して、それに対応するテストも書いて」といった複雑な指示も可能です。
設定ファイル
プロジェクトルートにopencode.config.jsonを作成することで、詳細な設定が可能です。
{
"model": "gpt-4",
"include": ["src//*.py", "tests//*.py"],
"exclude": ["node_modules", "__pycache__"],
"autoConfirm": false
}
model: 使用するLLM(デフォルトはgpt-4)include: エージェントがアクセスできるファイルのパターンexclude: 除外するファイルパターンautoConfirm: 自動確認モード(危険な操作も自動実行)注意点とベストプラクティス
*この記事はOpenCodeを日常的に使用し、AIエージェントにSSH経由でNixOSをインストールさせるなどの実践経験を持つSioが監修しています。DeepSeek APIのヘビーユーザーとして、実際のコスト感や制限事項を反映しています。*
まとめ
OpenCodeは、AIエージェントを活用してコーディング作業を効率化する強力なCLIツールです。インストールも簡単で、自然言語で指示を出すだけで様々なタスクを実行できます。ぜひ日々の開発に取り入れてみてください。
公式ドキュメントやGitHubリポジトリも参考にすると、さらに深い使い方がわかります。